『モーニング』へうげもの 山田芳裕

delphica2005-08-21


講談社刊『週刊モーニング』8月18日no.38から新連載が始まった山田芳裕の「へうげもの」が非常に気に入った。今後の展開に大いに期待したい。


古田織部を「物欲の先輩」と位置づけるところがなんともすごいし、登場人物も豪華絢爛(になるはず)。すでに羽柴秀吉なんかはタダモノではない感じがばりばり出ている。右の画像は古田織部の主君、織田信長


しかしなんといっても織部(今の名前は左介)が魅力的だ。物欲に我を忘れてのモノローグがすばらしい(^^ゞ


tea for universe, tea for life というキャッチコピー(なのか?)も、わけわからないけど笑える(^^ゞ


ちょっと手持ちの本で調べたら(展覧会カタログ『日本の赤絵』所収、「茶の湯から見た日本の赤絵」磯野風船子)、茶釜「平グモ」とともに爆死した松永久秀は、新興武士として(それまでは町人中心だったらしい)茶会を催し、三の膳まで出して、料理は14種、菓子は7種をふるまったという。ふーん。