『パタリロ源氏物語! 1』
というものを、bbsでくろにゃあさんが紹介してくださったので、さっそく買って読んでみた。わたしは楽しめましたぞよ。いやほんと。
パタリロ源氏物語! (1) (花とゆめCOMICS (2718))
- 作者: 魔夜峰央
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2004/12/04
- メディア: コミック
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家庭内では次のような会話があった。
人間1「『パタリロ源氏物語!』どうよ。マンガとしては完成度低くない?」
del「いや、パタリロと源氏物語の両方が好きだという人には楽しめるぞ」
人間1「両方とも好きじゃないと楽しくないわけ? それって、ダメってことじゃ……?」
del「うむ、まあ、そうとも言えるかもしれんが……。しかし、パタリロが何の役で出てくるか知ってるか? 光源氏じゃなくて○○○だぞ。いいだろ? それに、源氏物語の時代背景の説明も結構詳しくて、源氏物語に興味がある人には面白いぞ」
人間1「……」
del「それに、むりやりかますジョークが古くさくて、わたしにはぴったり。若い奴らにゃわからんだろう、と優越感にひたれるぞ」
人間1「やっぱりそれって……ダメってことじゃ……」
del「いや、パタリロと源氏物語と年代物のジョークが好きな人にはたまらないのだ」
というわけで、わたしはほんとに楽しめた(^o^;)。続きもきっと買うであろう。
ところで源氏物語といえば、まずはこれ
- 作者: 紫式部,石田穣二,清水好子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/06/01
- メディア: 単行本
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このシリーズは、ちょうどわたしが二十歳の頃に刊行が始まったので、実家で購入しておいてもらい、ときどき下宿にまとめて運び込んだ。高校時代古典好きだったわたしは、当面は読めなくても、老後の楽しみにしようと思ったのだ(^^ゞ このシリーズはほんとに読みやすい。膨大な手間がかかったと思う。刊行に携わったみなさんに感謝です<(..)>
次に源氏物語といえば、やはりこれ(^^ゞ
あさきゆめみし―源氏物語 (13) (講談社コミックスミミ (422巻))
- 作者: 大和和紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/07
- メディア: 新書
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源氏物語の大枠がしっかり頭に入るという点では、右に出るもののないマンガだ。ヘアスタイルが限定されるため、人物の描き分けにやや難があるが、予備校のお奨め参考文献に必ず上がるのもうなずける。
「うまい!」とうならされたのは、これ
- 作者: 長谷川法世
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1996/04
- メディア: コミック
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長谷川法世さんは、「博多ッ子純情」があかんかったんでσ(--;) どうかなーと思ったが、うまい。ほんとに驚いた。上中下の三巻でまとめるのもたいへんだったろうけど、それだけでなく、いわゆる「引き目かぎ鼻」なのに、人物がきっちり描き分けられている。これはかなりの画力なんだろうと思う。
書こうかどうか迷ったが、一応書くと、
- 作者: 牧美也子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/11/01
- メディア: 文庫
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わたし的には、パス。一巻だけは買ったが、読まなきゃ良かったと思うぐらいぐらいあかんかったσ(--;) なんでだろ。ま、牧美也子ファンには楽しめるのであろう。